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zoom RSS お礼、お詫びなど周囲への配慮に関する所感

<<   作成日時 : 2013/12/22 16:33   >>

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報告・連絡・相談、略して報・連・相(ホウレンソウ)は、業務の基本としてうるさい位に上司から指導されます。確かに、これが粗雑ですと、組織運営が上手く回りません。部下の側からすれば、「これくらい省略しても支障あるまい」と考えてしまう傾向が強くありますが、上司から見ますと、「なぜあいつは報告しないんだ」と大変気になります。私もウチの次長や主任の上司になって初めて強く分かりました。

それ以外にも、結構気になるのが、「お礼、お詫び、決意表明」の欠落です。お礼などは、口癖のように簡単に述べてしまえる部下もいれば、ウチの次長のように全く言わない部下もいます。

昨年末にウチの次長は、社長の指示で1週間ほど出張していましたが、さすがに1週間いないと業務処理スケジュールが苦しくなりますので、結構な事務量となる年末調整の書類計算処理だけは私が手伝うこととしました。もちろんそれは次長から依頼されたわけではなく、次長の能力から判断して私が自ら請け負ったものです。

滞りなく当該計算事務が終了して書類がすべて整った頃に、次長は出張から戻ってきて年末調整書類の給与ソフトへの入力処理に取り掛かりましたが、自分の出張中の私の準備作業については、ついに一言も触れず仕舞いでした。

私もお礼を言ってほしくて相当量の作業負担をしたわけではありませんが、これなどは、出張から戻るなり、まずは一言、「有難うございました」といったお礼・感謝か、もしくは「留守中お手数を掛けました」という様な不在のお詫びか、あるいは百歩譲っても「続きを一気に片付けます」程度の意気込みの表明は必要です。それだけの代行業務量は十分にありましたし、何か一言なければ、不在の穴埋めをした同僚、上司に対して大変失礼であると思います。

次長本人としては、おそらくは、社長の指示で行きたくもない出張に行って来て大変だったのだから、その間の穴埋め位は当然だ、という感覚なのかも知れません。

しかしながら、周囲はそうは思いません。不在で次長の業務を周囲の職員に強制分担処理させたわけですから、自分は自分で忙しかったとしても、周囲の職員は通常業務以外に他人の業務を追加されていますので、その分は当然40歳過ぎの次長の方で常識的に斟酌・判断して気を回すのが礼儀の根幹です。そうでなければ、あまりにも幼稚で礼儀知らずというものです。

同様の事例は以前にも書きました。産休から1年後に職場復帰した女性が、挨拶もなしに現場勤務に就いてしまってウチの次長に注意した話がありましたが、これなども、休み取得のお礼、または休み中に周囲に負担をかけたお詫び、あるいは「ようやく戻りましたので今日からまた頑張ります」程度の意思表明は、礼儀として最低限必要です。実際に臨時職員を雇用して穴埋めしているわけですし、目に見えない形で周囲に余分な手配負担を少なからず掛けていますから、その程度の配慮は当然です。

その程度の周囲に対する気遣いや配慮もできない人物は、あまりにも無感覚・無自覚であり、やはり人間としての資質そのものに問題があるわけで、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を維持する規律の高い職場には不向きと言えなくもありません。

同僚に対して出来ない配慮が、顧客に対して出来るはずがなく、ひいてはそれが売上げの減少やクレームの増加などに陰で影響します。劣後した人材というものは、安かろう悪かろうであり、結局は目に見えない余計なコストを何らかの形で会社に負担させているものと見なして概ね間違いのないところです。

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